焦らない中学受験をしたいパパの日記

仲良し兄弟の弟が兄と同じ学校を目指せるのかどうか、を焦らずサポートしたい父の備忘録。

ゆとり考

今ごろだが、

”ゆとり”が失敗した理由を知った。

 

私たち世代も

うちの子ども世代も

関係ない状況だったため、

興味がなかったので

考えた事もなかったが、

ムッタの現状が

”ゆとり”じゃないのか?

と、思い至る。

 

文科省の規定通りのカリキュラムには

添うらしいが、

担当の裁量による授業らしい。

大学受験の内容を全く網羅しない。

ぬっけぬけ、というより

一部のみである。

 

15時には基本下校。

18時には部活動など含め全生徒追い出し。

3時間が校内での自由時間となる。

宿題無し。

土曜登校はあるが

授業ではなく、特別活動。

 

自由な時間だらけである。

で、その自由な時間をどう過ごすか。

 

 

やるべきことが、山ほどある。

というのが、

ムッタの学校の生徒たちである。

 

 

ところが、

こうはならなかったので、

全国で実施のゆとり教育

継続されなかったのであろう。

 

子どもを暇にしただけ

が現実だった。

小人閑居してなんとやら。

 

 

一番の原因は、

 

教師がゆとり教育の意味を

理解出来ていなかったのでは?

 

である。

やるべきことを子どもたちに

創造させられなかった教師

の存在ということ。

 

きちんと理解していれば、

学力向上しても、

学力低下など

起こるはずがない。

 

指示待ちや

言われたことしかやらない

など

起こるわけもない。

 

それを今

目の当たりにしているので

ゆとり教育の失敗は

大人側の問題も大きかったのか、と。

 

ゆとり教育の理解が

日本中に広がっていたら

もの凄いことが

起きていたはずで、

今も当然そうであったろう。

 

残念。

 

文科省導入法の失敗、か。